6月24日(日)の料理の説明を簡単に。
今回は特にリクエストを頂いたわけではなかったのですが
純粋に野菜を食べる料理で組み立てました。
(いつもこういった料理があるわけではございません。現在は、お馴染みさんの予約もしくは紹介のみに限定させて頂いています。)
気をつけたのは、夏場に出回る野菜類は
全体的に身体を冷やす効果があるとされているので
じっくり加熱することにより、
余り身体を冷やしすぎないような
穏やかな献立になるようにしてみました。
・とうもろこしとタマネギの冷たいスープ
刻んだタマネギに軽く塩をしてしばらくおき、
とうもろこしは、包丁で粒をそぎ、たまねぎと合わせ、
すこし水を加え鍋でじっくりと加熱。
その際に、とうもろこしの芯も一緒に煮込んでいます。
二時間くらいすると甘みがしっかりと出てきますので、
白味噌を少しだけ溶き味を調えました。
・お浸し各種
オクラ、水菜とかんぴょう、きゅうりと京都半兵衛の生湯葉
浸し地の出汁は昆布出汁です、出汁600mlに対して、
塩小さじ二分の一、醤油も小さじ二分の一で合わせています。
あとは基本的に、下ゆでしてから浸し地に漬け込むだけです。
かんぴょうはしばらく煮てから水菜と合わせています。
きゅうりと湯葉の組み合わせは、たまに見かけますが、
今回は、京都の老舗処半兵衛の生湯葉が入ったので使いました。
確か生湯葉が好きって伺っていましたし。
風味はいかがだったでしょうか?
・白菜としいたけの冷たい煮物
こちらは、七草さんのレシピの応用編。
本では桜エビと白菜だったのですが、干し椎茸でも可と書いていたので
挑戦してみました。
椎茸の風味が白菜の風味と上手く重なっていましたでしょうか?
葛でといてあんかけ風にしてもよかったかもしれません。
・丸人参とズッキーニ、なすびの味噌ラタトゥイユ
こちらは、適当な大きさに切った野菜を固いものから順番に炒めて
蒸し煮にして、あるていど柔らかくなったら、ホールトマトを入れて、
じっくり煮込みました。ホールトマトはじっくり加熱することで
風味が立ってくるので、今回は都合二時間ほど煮込みました。
仕上げ前に、フレッシュのトマトとレモン果汁を入れて、30分ほど、
最後に豆味噌と白味噌を少しずついれてあたりを柔らかくしています。
煮込んだトマトは鰹節や味噌との相性もいいのでいろいろと試してみてください。
・高黍とおからのベジバーグ、
ビーツ、きたあかり、ベビーリーフのサラダ
野菜のピュレと炊いた高黍、おからを合わせています。
味は、味噌と醤油を軽く入れています。
おからをもう少し減らせばよかったかなぁと反省。
味の方向性は間違っていないと思うので、もう少し試行錯誤してみます。
ビーツは、いちど蒸してから冷やしています。やっぱり色が凄い。
きたあかり(じゃがいも)は、蒸してからホイルに包み鉄板でじっくりと再加熱。
しあげにハーブソルトをまぶしています。
ベビーリーフのドレッシングは、レモン果汁とオリーブオイルです。
摂津本山のポルコ・バッチオさんで購入した、
ギリシアのオーガニックのオリーブオイルを使用しました。
そのままでも飲めるようなとても軽いタイプなんですが、気に入っています。
野菜の味をしっかりと支えてくれて、けっして邪魔をしないタイプ。
味見した時は少し物足りないかなぁと感じたんですが、
実際使ってみるととてもいいです。
・蒸し野菜 じゃがいも、アスパラガス、いんげん
ほんま単純に蒸して塩とオリーブオイル、ハーブソルトをかけただけですが、
野菜の味がダイレクトに味わえるのではと。
焼くと風味が強くなるし、煮ると水っぽくなるので、
蒸す調理法はとても気に入っています。
いんげんがとても甘く感じれたのではと思います。
・お好み焼きは通常のタコ玉で。
昨年の10月から店の出汁を野菜のブイヨンに変更したので、
考えたら具材以外は植物性なんですよね。
動物性でない具材でなにがいいかまだ思案中です。
個人的には、ひじきやじゃがいも、長芋、変わったところできんぴらなんかも面白いかなと。
良いアイデアがあれば教えてくださいね~。
・金沢宮田の生麩(粟)入り焼うどん(醤油味)
こちらは、金沢の麩宮司宮田の生麩をつかった焼きうどんです。
通常醤油味で仕上げる際は、オイスターソースを隠し味に使用しているのですが
今回は、先に塩と野菜の出汁で蒸し焼きにしたあと醤油で味をまとめました。
上手く油と乳化して旨味を吸ってくれてると良いのですが
いかがだったでしょうか?
焼きうどんを始めた頃に比べて、少しは進歩していましたか?
・ブラウンマッシュルームの玄米リゾット トマト風味
玄米好きな方には邪道かも知れませんが、あえて挑戦。
ラタトゥイユでも使用しましたが、
ホールトマトは最近イタリア産のものに切り替わったので
味見がてらにいいんではないかと。自分とこの商品だって気がつきましたか?
玄米を基本にすると、
主菜なり、添え物の選択肢が少なくなる傾向があるので、
あえて酸味を加えて洋風寄りにすることで、
他の料理との相性のバランスをとりやすくしてみました。
じっくり一時間くらい加熱して甘みと酸味をだしています。
出す前に蒸して再加熱しているのですが、こんがり焼いてみても面白いですよ。
このまま丸めてコロッケにしても良いかなと。
・小松菜と金沢宮田の車麩の味噌汁
昆布出汁に、普段から店で使用している福井のマルカワ味噌さんの
さといらずを使用した有機味噌を溶いています。
小松菜と車麩の組み合わせも定番といえば定番かな?
・鉄板でじっくり2時間かけて焼いたサツマイモ
これはもう予約いただいた方には是非食べてもらいたい一品です。
低温でじっくり加熱するため、
電子レンジなどではけっして出ない甘みです。
今年のさつまいもは少し細いのですが、味はそれなりにいいです。
・生姜のグラニテ
沸騰したお湯に、椰子の花から採れる花蜜糖を溶き、スライスした生姜をいれて
レモン果汁をたし、しばらく煮出してから、冷凍庫へ。
固まりかけたらフォークでくずしてまた冷凍庫に入れてを繰り返し
ざらざらの結晶になるようにします。
しめくくりに、生姜のスパイシーな風味と、花蜜糖の柔らかい甘みが心地良いんでないかと。
あぁでもない、こぉでもないと無い知恵絞った割に、
代わり映えのしないメニューになりましたが、いかがだったでしょうか?
またこれから夏野菜もどんどん出てくると思いますので
献立考えておきますね~。
どうもありがとうございました
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